会いたかった、チョビちゃん


私が体調を崩すたびに通っていた大好きな薬屋さんがありました
うちの近所は、ちょっとおかしいんじゃないかと思うほどに
ドラッグストアが点在している地区ですが、
その中で、その薬屋さんは私にとってはナンバーワンでした
病院に言っても治らなかった高熱もそこの薬で治ったり…
近所のスーパーで会うたびに「梅干食べなさいよ!」と
大きな声でアドバイスしてくれるシャキシャキ薬剤師の先生
数年前先生が亡くなり、店舗建物はあるものの、薬局は閉店しました
そこには可愛い猫がおりました
時折「子猫あげます」という張り紙もしてあったので
もらわれなかった猫ちゃんが大きくなったのでしょう
その猫ちゃんが見たくて、元気なのにドリンク剤を買いにいったりもしました
閉店してからもたまに店を覗くと目が合ってかまってくれましたが、
いつしか姿を見なくなり、どうしたのかなぁと思って2年たちました
そして今日、バスを降りて家に向かう途中で、
ふと視線を感じて元薬局を覗いてみるとあの猫ちゃんがいます!
目が合うなりコロンと横たわり、遊ぼうよーとでもいうように
クネクネして愛嬌をふりまく姿は2年前とおんなじです
嬉しくて嬉しくて、涙がでるくらい嬉しかったので
こんなに長々と書いてしまいました
「やぁ♪ひさしぶりだねー、あそぶ?」
ちょっと不二子風味も混じっているこの猫ちゃん、
チョビひげがあるので私は勝手に「チョビちゃん」と呼んでいました。
また会えてほんとによかったー(嬉し泣き)