旅行あれこれ(前編)


旅行から帰ってきて一週間あまり。まだ興奮冷めやらぬところはありますが、今後のためにも、今回の旅行で気づいたことなどをまとめてみようと思います。

<持ち物編>
久しぶりの海外旅行ということもあって、あれこれ用意したものの、全く必要なかったものも多数ありました。

(いらなかったもの)
TSAロック対応スーツケース〜アメリカの空港ではスーツケースに施錠できないと聞いていたので、慌てて買ったのですが(↓左)、成田で預ける際に「TSAロックでも鍵をかけないで下さい」と言われました。なんだ、普通のスーツケースでもよかったんだ・・・
ちなみに私のスーツケースは通販で8500円で買ったもの。この値段なら壊れてもいいやと思っていたら、壊されて戻ってきました。(次回後述)
・変圧器〜ホテルによりプラグの形状は違いますが、電圧は変換の必要がありませんでした。
・ウコン関係〜いつもの癖で、飲み過ぎ対策のウコンサプリを山ほど持っていったのですが、過度の飲酒は高山病の原因になると聞き、節酒したのでこれは必要ありませんでした。
・文庫本、PSP〜行きも帰りも一日以上飛行機に乗るので、退屈しのぎにと持っていきましたが、行きはほとんど爆睡し、帰りは機内でビデオ観たり、ゲームをしたりしたので必要ありませんでした。
スペイン語会話本〜全く出番がなかったです。(次回後述)

(持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの)
・頭痛薬、胃薬、酔い止め〜酔い止めはセスナに乗る前に飲みました。ダンナが高山病にかかったので、頭痛薬は必須でした。胃粘膜保護のために胃薬も。コカの葉を噛んで飲み込むと、ちょっと胃が痛くなりましたので、これも助かりました。
・虫除けスプレー、虫さされ薬〜今回はそれほどでもありませんでしたが、雨上がりのマチュピチュなどではヤブ蚊が大発生することもあるそうです。
・雨具〜マチュピチュ観光が終わり、ロッジでランチを食べているときに、けっこうな雨が降り出しました。ペルーは気候が激しく変わりやすい土地。私は100円ショップでカッパを購入し、捨ててきました。
・折りたたみスリッパ〜機内で大変ありがたく使用しました。これも100円のやつ。
・小さな透明ジッパー付袋〜前回の旅行(今年1月の沖縄旅行)から更に厳しくなった、手荷物検査。液体、ジェルものは全て預け荷物に入れたので安心していたのですが、「歯磨きジェル」も規制の対象と知り、慌てて空港で購入しました。
・電話線〜シェラトン・リマでは電話線があれば、部屋でネットができたようで、ダンナは悔しがってました。
・予備電池か充電器セット〜デジタルオタクの我々は、部屋に着くなりカメラ、PC、携帯の充電に励んだのですが、途中、単三電池が足りなくなり、博物館前で商売していた現地の電池を買った(4コで4ドル)のですが、この電池、既に放電していたのか、あっという間に使えなくなりました。ってか、もう少しカメラ類を減らせばよかった。
このブログの旅行記に載せた写真のほとんど&動画は私のコンパクトデジカメ(Canon IXY DIGITAL L4)で撮影したものです。これだけでも十分だったような・・・

<買い物編>
ペルーの流通通貨は「ソル」(↓左)ですが、米ドルも使えます。(大体3ソルで1米ドル)ただ、マチュピチュの公衆トイレの使用料が一人0.5ソル、荷物預け料が4.5ソル、ラ・ラヤ峠のトイレも一人0.5ソルかかりますので、リマ空港などで10ドルくらいの少額をソルに替えたらイイと「思います。私たちは50ドル両替し、しかも1ソル硬貨があまりない、高額紙幣中心の両替をしてしまったので、崩すのにけっこう苦労しました。日本円は、シェラトン・リマホテル地下の土産店「アルパカ・アルパカ」と、旅の最後に立ち寄った日本人向けお土産店で使用できますが、まず使えないと考えた方がよいとの事です。私は使いませんでしたが、クレジットカードも大手土産店や、黄金博物館前の貴金属店で使えるくらいだったようです。
ソルは日本で両替できないので、使い切れなかったソルや、米ドルの小銭などは成田空港のあちこちに置かれている赤十字ボックスに寄付しました。ここはソルもドルも円もひっくるめて寄付できます。
で、ペルーで買ったものたちは、お土産用の「ペルーコーヒー」(↓中)、「アンデスの塩」(↓右)。リマ空港には「ペルーペルー」という土産店があるのですが、ここはまとめ買いするとサービスがつきます。コーヒーを4つ買ったら1つサービスという具合に。数が多くなればサービス率もグンとあがるので、ツアーのお仲間と一緒に買うとお得なようです。ペルーのコーヒーは、飲みやすくてとても美味しいと思います。

あとは、ペルーといえばやっぱりアルパカ。ショール(↓左)、マフラー、アルパカ織の敷物(↓中)などを購入、あとは銀細工も有名らしく、チチカカ湖へ行く途中で立ち寄った村で、手作りのブレスレット(↓右)を買いました。って、ショールとブレスレットはダンナに買ってもらいました。(ともに割引後50ドルくらい)

私からのお返しは、ウロスの浮島で購入したペンダント(↓左)、1ソルですが、何か?
ウロス島では他にも手作りアクセ(↓中)、ミニチュアのトトラ船(↓右)を買いました。
基本的に買い物は値段交渉可能で、横目で見ていると、確かに交渉次第でどんどん値段が下がっていきました。
でも、ウロス島ではさすがにそれはできなくて・・・。このトトラ船は可愛いオンナのコが「ここにパパとママがいるよー」と教えてくれました。上で見守るのはコンドルらしいです。2ソルのこの船がこの旅一番の貴重品、壊れないように、アルパカショールでくるんで、大事に大事に持ち帰りました。

黄金博物館前の庶民派貴金属店で購入したペンダントトップは、80ドルのナスカの地上絵のサル(↓左)。サルの地上絵は見逃したくせに、妙にサルに心惹かれ、サルのメモスタンド(↓中)、焼き鳥の串入れ(↓右)、さらにサル柄の帽子、ウエストポーチも買いました。

あとはTシャツ軍団。(↓左)こっちから持っていったシャツを捨て、現地調達。ナスカの地上絵柄は、Tシャツだと思って買ったらタンクトップでした。どれも定価で1枚6ドルくらいなので、色落ちするんじゃないかと、ドキドキしながら洗いましたが、全くの杞憂でした。それならもっと買えばよかったです。あとはやっぱり、これでしょう(↓中)。民族衣装のポンチョと帽子。どうせならハデハデのがいいと、あちこち探して、マチュピチュ麓村の市場で30ドルで買いました。これは私のコスプレ用、体型が隠れるので最高ですよ( ̄m ̄*)
猫たちも気に入ったみたいです。
そうだ、猫といえば、ペルーではついに一匹の猫も見ることができませんでした・・・犬は沢山いて、鎖にも繋がれていないのに、吠えたりすることなく、のんびりと人々と共存しているのに、ナゼ猫がいないの・・?
ガイドさんに聞くと、ペルーの猫ちゃんはおうちの中で可愛がられているのだそうです。確かにあの激しい交通事情を目の当りにすると、可愛い猫を外に出す事なんてできません・・でも、おかげで猫禁断症状がますます悪化してしまい、市場でこれを見かけたとき、「きゃー猫だぁ!」と飛びつきました(↓右)。

買い物編はこんなところです。

長くなったので、食べ物編とその他編は次回にします。