第一日目、二日目


10/5〜12までペルー旅行ツアー「ペルー世界遺産紀行8日間」に参加しました。
旅を共にするお仲間は私とダンナを含め23名、プラス添乗員さんと現地ガイドさんがおふたり。
私たちが一番年上かなと思いきや、参加ご夫婦は、私の親世代のような年配の方々ばかりでした。
飛行機での移動を除けばほんの数日間でしたが、実に密度の濃い時間でした。記憶が鮮明なうちに、記録に残しておこうと思います。

                                                                                                            • -

(10/5〜6)移動、ナスカ地上絵観光

今回の旅行は前泊・後泊なしのため、早朝からの行動開始。琴似駅6:39発の新千歳空港行きのJRに乗り、9:15〜10:50羽田到着、リムジンバスで成田へ。15:30からアトランタへの長いフライトが始まりました。
今まで羽田へ行くのもダルイと思っていたけれど、それは大いなる間違いでした。成田〜アトランタ間は行きが12時間30分、帰りは14時間以上もじっと座っていなくてはなりません。
寝てるか食べてるかの12時間以上、太ったカラダにはとても辛いものがありました。
それだけ乗ってると機内食も色々出されますが、デルタ航空機内食は炭水化物たっぷり。
最初の機内食(↓左)は、前菜がおそばでメインがパスタ、更にパンとバターもついてます。炭水化物のグランドスラム達成のようなメニュー、一体だれが考えているのでしょうか・・・それでも珍しいのでおやつ(↓中)、朝食(↓右)とも美味しくいただきました。
[

やっとアトランタへ着いた(↓左)と思ったら、次はリマへ向かいます。入国審査(乗り換えのみでも必要)・手荷物検査にかなり時間がかかり、しょっぱなから慌ただしい旅のスタートでした。アトランタの手荷物検査では靴も脱がなくてはいけなかったのですが、脱いだら靴下が思いっきり破けているのにびっくりしてしまい、挙動不審に思われたのか、ちょっとひっかかってしまいました。
検査といえば、米国空港ではスーツケースの鍵をかけたら壊されると聞いたので、TSAロックのスーツケースを購入したのですが、TSAロックでも施錠しないようにと成田で言われました。施錠したツアーのメンバーは鍵を壊されてしまいました。結局鍵をかけないで預けるしかないようです。
アトランタからリマへは6時間、着いたのは夜でした。(↓中)バスでホテル(シェラトン・リマ)へ到着し、泥のように眠りたいところ・・・ですが、モーニングコールは5:30。朝食も5:30からいただきました。(↓右)
ペルーの果物はすいかやメロン、ぶどうなどもあるのですが、せっかくだからと珍しい果物を食べてみたら、緑色の果物はとても酸っぱくて種ばっかりでした。おかげで眠気もふきとびましたけれど。

ツアー初のイベントは「ナスカの地上絵」観光です。
ホテルからバスに乗り、パンアメリカンハイウェイを疾走し、イカへ向かいます。イカへ向かう道は大地震の被害も大きかったところでして、バスの窓からでも地震の爪痕を感じます。(↓左)でも、現地ガイドさんの説明によると「こっちの建物はね、壊れても、またすぐに復旧できるんですよー」とあっけらかんとしたもの。行き交う人々の表情は明るく(↓中)、家畜たちもとっても元気(↓右)。ナイーブなのは鶏らしく、養鶏場の鶏たちが地震のショックで卵を産まなくなってしまったので、ペルーでは卵の値段が急騰したそうです。

さて、4時間ほど走ったところでイカへ着きました。セスナに乗るまで少し時間があるので、希望者は25ドルでバギー(↓左)での砂漠疾走体験ができます。しかし、デジタルオタク夫婦の我々は、ビデオカメラやデジイチに砂が入るのがイヤでパスしました。バギーに乗った方々の感想は「ジェットコースターに乗っているかと思った」との事、そんなのを聞くと、いいなぁと少々羨ましくもありましたが、その数分後「乗らなくて正解だった」と思ったり。バギーチームが戻るまでロッジでビデオなどを見ていたら、いよいよセスナへ搭乗、ナスカの地上絵とのご対面です。セスナは12人乗り(↓中)、左サイドが一人席で右サイドがカップル席。不公平のないようにくじで席順を決めました。私たちは若干後方よりのカップル席。乗り込むときは元気いっぱいだった私(↓右)日差しが強いのでサングラスは必須です。

陽気なパイロットの口上とともに、セスナはぐんぐん上昇します。最初は緑溢れる景色(↓左)も、やがては白っぽくなり(↓中)、地上絵が見えてくると「ハーイ友達♪右に○○あるよ〜」と教えてくれます。
右・左サイド不公平にならないように、地上絵が見える度にセスナを旋回してくれますので、だんだん気分が悪くなってきました。会社を休む勢いの二日酔いって感じ。隣のダンナも真っ青で脂汗タラタラ流しています。バギーに乗ってたら、狭い空間の中で大惨事を引き起こしてたことでしょう。で、肝心の地上絵なんですが、セスナによって上空高度が決められているらしく、私たちよりはるか下空を飛んでいるセスナもありました。そこに乗っていたら、もっとはっきり見えたのかもしれませんが、死にそうに具合の悪い中、一瞬の絵を見分けるのは、難しかったです。猿とか犬とかは、そういわれればそうかなって感じでしたし。一番わかりやすかったのは最初に見たせいか、「さんかく」の地上絵(↓右)でした。

でも、あとで見てみたら、私のコンパクトカメラの中に奇跡のような一枚が。

ハチドリが撮れてました♪

昼食後、またバスに乗ってリマに戻り、昨夜と同じホテルで夕食、就寝。翌日はクスコ観光です。