第四日目


(10/8)マチュピチュ遺跡観光

私を含め、大多数の方がこのツアーのメインと思っている、マチュピチュ遺跡観光の日がやってまいりました。
朝食後、バスでオリャンタイタンボへ向い、展望列車「ビスタドーム号」(↓左)でマチュピチュ麓の村、アグアスカリエンテスへ向います。展望列車というだけあって、天窓(↓中)、車窓(↓右)の景色は圧巻。配席の嬉しいハプニングで一番前の車両に乗れまして、マチュピチュまでの景色の数々を堪能できました。

村に着いたらツアー全員でダッシュダッシュ。乗り合いバスで遺跡まで登るのですが、到着順に乗るので、もたもたしてたら、村で足止めされてしまいます。遺跡前のトイレは有料で、1人0.5ソル(50センティシモ)、荷物も有料で預かってくれます。トイレを済ませたら、入場券(↓左)を手にいざ遺跡内部へ。あのおなじみの観覧スポットまで急な石道をのぼっていきます。絶景に気を取られますが、手すりも何もないので、コロリと転がり落ちないように、注意、注意。(↓中・右)

入り口から、5分くらい登ったら・・・

あぁ・・・今まで映像や画像で幾度となく目にした光景ですが、実際目の当りにしたらもう・・・
しばし言葉を失い、ただただ立ちすくむのみです。

それでもツアーなので、みんなと一緒に進まねば。遺跡の中を歩きます。
段々畑、水飲み場、太陽の神殿はじめ神殿の数々、藁葺き屋根の建物(↓左)、水鏡?(↓中)、勝手に住み着いている野生アルパカ(↓右)などなど・・・蘭の花まで咲いています。

そもそもマチュピチュ遺跡とは何なんでしょう。要塞説、別荘説、諸説ありますが、まだ謎は解明されていません。天文学の研究施設、農業試験場などとも言われているようで、どれもこれもそう言われればそんな感じ・・・にも思えます。

いずれにしても、こんなゴツゴツした岩(↓左)を、人力で切り出し、並べ(↓中)、窓までつけて(↓右)いるからには、明確な意思と目的があったことは間違いありませんよね。インカの空中都市、マチュピチュ、その謎を考えるという、私たち夫婦の老後の楽しみができました( ̄m ̄*)

いつまでも彷徨っていたいけれど、ここは全世界が注目する観光スポット。世界中の観光客が次の観光を待っています。ロッジで昼食を食べていると、雨が降ってきたので、少しだけ再び雨のマチュピチュを堪能し、バスで村まで下りました。
この日は連休中で学校も休みだったので「グッバイボーイ」(↓左)にも会えました。麓の村でお土産を買ったあと、また展望列車(↓中)でポロイまで。全世界から観光客が集結する列車なので、サービス精神も旺盛です。おやつも出るし、乗務員によるアルパカファッションショーや、こんな人(↓右)まで登場し、最後まで楽しませてもらいました。

ポロイからはバスでクスコへ向かいます。予約していたディナータイムを少しオーバーしてしまったらしく、マチュピチュの余韻もそこそこにクスコの町を猛スピードでひた走り。途中、夜景(↓左)を撮ったのですが、あまりキレイに撮れず、実際はこの10倍くらい美しい夜景でした。フォルクローレショーの中には民族舞踊(↓中)もあり、目と耳と舌が大喜び。
肉食動物の私がチョイスしたメインは「アルパカのステーキ」(↓右)、ラム肉をもっとあっさりさせた味でした。肉厚だったので、火を通すうちに肉が硬くなってしまったのが残念ですが、味は美味しかったです。

この日はマチュピチュ遺跡での興奮冷めやらず、頭痛を感じるヒマもありませんでした。が、頭痛は感じなかったものの、翌日、激しい筋肉痛に涙を流すことになるのです・・・マチュピチュ遺跡探検は、運動不足の私にはビリーのようにハードなトレーニングだったみたいです。

明日は今回の旅の最高地、プーノへ向かいます。